ほぼ日手帳をこれでもかとオススメするエッセイ

みなさん、どんな手帳を使っていますか。文具コーナーへ行くと様々な種類の手帳が販売されていることだと思います。スケジュールやTODOの管理に特化したもの、特徴的な形式で日記が書けるものなど挙げればキリがありません。

以下は、そのときのツイートまとめです。（一部、編集しています）

毎年1冊、合計16冊の手帳

私がこれまで購入したほぼ日手帳は16冊購入。「1年1冊だとすると、1年使わなかった時期があるとしたら12冊になるのでは？」とさっそく指摘がはいりそうだが、ほぼ日手帳には種類が複数ある。1年で2種類使っていたこともあるので冊数は多い。つじつまは合う。

手帳デビューはいつから？

そもそも手帳というものを使い始めたのは18歳の学生のころ。きっかけはTODOが増え、カレンダー欄に予定を書くためだ。中学と高校は時間割がある。やることが決まっているし、少ないから覚えられる。

もしかしたら生徒手帳のメモ欄に予定を書いていたかもしれない。多くの人は手帳デビューするのは行動範囲が広がる18歳からではないか。くわしくは知らないし、いまはスマホのカレンダーアプリを使っているかもしれない。

手帳はもらうものから買うものへ

なんとなくこのオマケ手帳を６年間使い続けた。むしろ非売品なので特別感すらあった。しかしどこか使い心地の悪さを感じていた。そのとき自分が考えたことがある、「よし、お金を出して手帳を買おう！」

つまり、自分で手帳を選ぶことにしたのだ。自分で使う物は自分の意思で決める。そうすることで良ければ満足して使える、不満なら次は自分に合う物を再び選ぶ。使い心地の悪さ、それは自分が選んでいないことから来ていたのだろう。

ほぼ日手帳は2006年から使い始め、まあまあ満足していた。１日１ページあるので最初はページの余白に困っていたが、書きたいときにたくさん書けるのが良かった。

2006年から5年、ほぼ日手帳を使い続けた私はふと、ある疑問がよぎった。「本当はもっと自分に合う手帳があるのに、この手帳がピッタリだと錯覚しているだけじゃないのか？」

好きなものをあえて断食する

2011年にある決断をする。「わざと1年間、ほぼ日手帳を使わない」と決めた。使っていて全く問題がないものをなぜ止めるのか。いま振り返っても、正直、当時の自分の動機はわからない。

意味不明な動機のなか、ほぼ日手帳以外の手帳を探した…いや、探す前に書店で「手帳術」というテーマを扱った書籍や雑誌を求めた。著名人が自身の手帳の使い方と使用中の手帳をアピールする特集だ。どれも「なるほど、手帳とはこう使うのか！」という新鮮な驚きはあった。

手帳術の中で私が選んだのは「A6サイズのメモ帳を使った活用術(…といった名称だったはず。記憶は定かではない)」。ルールは３つだけ、シンプルで覚えやすかった。

１．とにかくメモする
２．見出しをつける
３．日付を書く

そして１年が経った。A6サイズのメモ帳を使い続けた私。それまでは５年間、毎年ほぼ日手帳を使い続けた私にとっては「ほぼ日手帳断食」の1年間だったとも言える。

やはり使い易いものには理由がある

手帳断食から1年経ってどうなったかと言うと…

・・・

…何も残らなかったのだ。

使っていたはずのA6サイズのメモ帳は、今ではどこ行ったか見当もつかない。2006年からほぼ日手帳を使って14年間、この2011年の軌跡だけが抜けてしまっている状態だ。

紛失してしまったのは自分の落ち度。だが、この「ほぼ日手帳断食」でわかったことはたくさんある。その中でも２つ、これは1年間使い続ける手帳に必要だと思うことを紹介する。

１つは、いつ書いたかがわかること。人の考えは日々変わる。そのときの考えや気持ちは、そのときしかわからない。あとで見返すとき「いつ」がわかるほうが現在との差が見える。

本になる手帳。

ほぼ日手帳のキャッチコピーは「LIFEのBOOK」。解釈は人それぞれだが、私が使ってきた16冊のほぼ日手帳は、そのキャッチコピーのとおり「本」になった。

「心地よく書ける紙質、1日1ページの余白、方眼ページ、見開き180度」それらの機能はすべて「LIFEのBOOK」につながっているのだ、心からそう思える。

「他にも似たような手帳はたくさんあるぞ」といった声は聞く。実際「紙質が良い手帳」や、「1日1ページの余白がある手帳」は他にも存在する。だから色や形といった見た目でもいいから、自分好みのものを選べば良いと思う。

P.S.いただいたツイート

自分以外にもいた、手帳断食した人(^^

論文…。卒業はまだまだ先(^^;

LIFEのBOOK ほぼ日手帳【公式】
https://www.1101.com/store/techo